家庭教師には、家庭教師会社に登録している家庭教師に頼むケースと、個人契約で頼むケースがあります。
家庭教師会社は多くの教師の中から自分と相性のよい先生が見つかる可能性が高いというメリットがありますが、個人契約にもメリットがあります。
金銭面で、個人契約と、家庭教師業者からの派遣を比較すると、費用が年間30万円~80万円以上も安くあげることができます。
その他、親御さんが直接先生を面接したいという場合にお勧めします。家庭教師では先生との相性が重要になりますが、個人契約なら、あらかじめ複数の家庭教師を面接しじっくり選んだ上で、お互いに納得した形で契約をすることが出来るからです。家庭教師会社からの紹介だと、先生と初めて会うまでその人がどんな先生なのか全くわかりません。
結局、先生との相性は数回指導を受けてからでないと分かりません。以上の点をふまえた上で、お子様に向いている家庭教師を選びましょう。
メリットとして以下の点が挙げられます。
まず、個人契約なので、家庭教師の都合が良ければ、夏休みや試験前に集中的に指導をしてもらったり、などお子さんの学年や学習スタイルの変化に合わせて柔軟に対応して貰えます。
また、費用面での負担を減らすことができます。
例えば、管理費の無駄をなくすことが出来ます。個人契約では、初期費用や授業料等は、家庭から教師に直接支払われます。この場合、業者の中間マージンはゼロなので、家庭の支払いを安く、家庭教師の給料を高く設定する事が出来ます。
また、教材費の無駄を無くすことが出来ます。中には入会時に教材を購入させる家庭教師会社もあるのでご注意ください。
まず、仲介業者を通さないため、授業の契約も、個人契約は口約束が多いため慣れ合いになりやすく、授業料の支払方法等、後にトラブルになった場合も、業者に相談が出来ない点や、次に、途中で家庭教師を解約したくなった時、解約の話を申し出づらいという点が挙げられます。
また、夏休みなどの長期休暇に先生が帰省される場合、指導の間隔が空いてしまうことがあります。
個人契約だから先生の質が低いのではと心配する方もいますが、個人契約でも優秀な先生はいます。
優秀な家庭教師は、高い給料を望み、家庭教師会社に中間マージンをとられない個人契約を希望することが多いです。庭教師と個人契約するためには以下の方法があります。
登録家庭教師のスカウトについてですが、家庭教師センターのように、講師の研修を実施しているところもあるので講師の質も保証されています。しかし、センターの講師を引き抜いて個人契約してもらうのは違反とされていることが多いので、注意しましょう。
2つ目は近年増えているサービスですが、手順としてはサービスに登録している家庭教師を検索→申し込み→家庭教師の紹介→家庭教師の決定→紹介料の支払い→家庭教師との面談となります。紹介料はサービスを提供している会社に支払うものなので注意が必要ですが、管理費などの手数料を支払う必要もないので、費用面で安く個人契約することが可能です。
3つ目は、インターネット上の掲示板や、掲示板の張り紙などから、家庭教師として教えたい方の情報を探す方法です。科目、料金、授業可能な曜日などの観点から条件に合う方がいたら連絡してみましょう。